おとぎみち

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店員にタメ口? いいえ、店員がタメ口なんです!

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上京組である私は、東京生まれ東京育ちのタエ子が憧れる「田舎」を持っています。
東京で消耗することに嫌気が差したら、それらしい理由をこさえて「田舎」に引っ込むかもしれません。
そして、都会民に嫉妬まるだしで「まだ消耗してるの?」なんて宣うかもしれません。

近頃、プライベートでいろいろあって実家に何度か帰ったんですが、それはもう驚かされることばかりで、生理的な嫌悪感を抱きます。
こんなところで生まれて、育って、恋愛をして、一生を終えていくだなんて。
そんな人生を選んでいる人たちが愚かで、哀れで、痛くて。学がないって可哀想とすら感じます。

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ところで、よく聞きますよね。
「店員さんに偉そうな態度とる男ってサイテー!」
「店員さんにタメ口使った時点でもう恋愛対象から外れるー」

私も接客のアルバイトを経験していることもあって、店員さんにタメ口を使うことはあまりありません。
長く接していく方で、何度も顔を合わせていく内に多少タメ口が混ざることはたまにありますけど。

でもね、田舎は違います。
店員がタメ口なんです!特にアットホームを売りにしているような地域密着型の飲食店なんていうのは、タメ口が当たり前なんですよ。
もちろん方言で、ですよ。

(田舎を悟られないように皆さんにわかるように敢えて標準語にすると)
「なんにする?」
「もう少しでできるから」
「セットだとこれとこれがつくよ」

もうね、これが私には無理なんですよ。
わかります?
家族でやってる飲食店が、フロアと厨房で内輪話してるときに感じる気まずさ。
学校から帰ってきたばかりの息子が嫌々フロアの仕事をさせられているのを見た時みたいな。

観光客だったら、そんなアットホームさが人の暖かみだと感じられていいのかもしれません。
でも帰省だと話が違うと思うんですよ。
突如押し付けられる地元感。知り合いに会いやしないかという恐怖。癖の強い方言。
そんなこんながもうゾワゾワしてしまうんですよ。

私は人一倍、地元の方言がきらいっていうのもあるんでしょうけどね。


そしてね、地元に残ってる人間って口を揃えていうんですよ。
「私、この町好きだから!住みやすいし、人もいいし!」


お前な、47都道府県全部住んだことあんのか!?
なにと比べて相対的な評価くだしてんねん!
外にでない理由を必死でこしらえてるだけやんけ!!
自己欺瞞のなれの果てに狭い視野で消耗しとけ!!!


あー、ゾッとした!