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今だから話せる! 心療内科でいわれた衝撃発言3選 ③

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前回①②のおさらい

 

社畜が受診した精神科医限定!

この人は相当な変わり者!!

そして社畜はdisorder!!!

 

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診断結果を言い渡されてから、僕はその病院に結果的に1年半通院することになりました。
いやぁ、長かったですよ。1年半は。

 

周りの人たちからは、行きたくなければ約束を反故にしてもう行かなければいいじゃないかという意見もありました。
世間では案外そういう人は多いようですね。
いつの間にかフェードアウトしてしまうような。


ただ、僕はこれまでお医者さんと関わった経験から2つの悩みを聞いたことがありました。
どのお医者さんも患者さんのこういうところに悩まされているらしいのです。

  • 処方した薬を患者の勝手な判断で、やめてしまうこと
  • にも関わらず、魔法のようにきれいさっぱり病気がなくなる日はいつなのかと聞いてくること

 


僕なんかがいっても言葉が薄いですが、やはり医療に従事している人たちの気苦労というのは凄まじいものがあるでしょう。
IT業界にいる身としても、絶対に医療関係の案件には関わりたくありません。

 

そんな考えから、せっかく診療してくれたお医者さんとの約束が反故にすることには抵抗がありました。
自ら助けを求めて受診したわけですし、お互いが気持ちよく別れられることがいいことなんじゃないかと思っていたのです。


最初は、二週間に一度のペースで受診し、経過報告をして処方箋をもらいました。
三ヶ月ほどして、受診ペースが負担に感じてきたことを話し、その後はずっと月に一度のペースでした。

 


話は逸れますが、受診中に薬も何度か変わっており、そこで驚いたこともあります。
体質によるところも大きく、影響を考慮して薬の具体名は避けますが、ある「不安を抑える薬」を処方されている頃のことです。

 

なんと自慰行為がまったくできなくなったのです。
下世話な話ですが、当時は独身だったこともあり、僕はやはり男としてそういう時間も持っていました。
しかし、自らの意志で始めているにも関わらず、射精に到達できないのです。
そのときの不思議な感覚はとても恐ろしく感じました。
薬の影響ではないかという疑念を持つまでは、唐突におとずれたこの状況に非常に混乱したのを覚えています。

 

勝手な判断で薬を中断し、次回の受診時に、具体的な話はしないまま薬を変えてもらいました。
ただやはり、その直後も再度自慰行為を行うのが不安でしたね。

 

今ではすっかり元通りですが、薬を飲むだけであれほどの体調の変化を顕著に感じたのは初めてでした。

 


そんなこんなで、通院を続けていると、いつの間にか年の瀬です。
12月に受診した際に、質問されました。
「年末年始は仕事なの?」

 

IT業界に身を置いているからというわけではなく、担当業務が少し特殊であるため、僕は社会人になってからほとんど年末年始の休みを取ったことがありません。つまりは、年末年始にフル稼働する業務なのです。

 

その旨を踏まえて、年末年始は出ずっぱりになることを伝えました。

 

「手当とかあるの?」

 

実は数年前まで三が日手当があったんですが、改悪につぐ改悪で今ではまったくありません。
ひどいですよね。なのになんで担当業務が特殊なだけで仕事しないといけないんだ。
他の部署の人たちは年末年始にでることはないのに。

というか、そもそもなんでそんなことをお医者さんは聞いたんでしょう。

 

 

そして先生の一言。

 

「医者は年末年始、1.5倍の手当てがつく。
 でも誰もやりたがらないんだよね」

 

!?

 

俺は手当ないっていったよね!? あっても雀の涙よ!?!?
1.5倍だとぉぉぉおおお!!!

 

いえ、もらいすぎだと批判するつもりはないんですよ。
年末年始なんてそれこそ急患が多い時期でしょう。お医者さんは大変ですよ。

 

気になったのは、なぜそんな話をするのかってことです。
だって、あなたの患者である私は年末年始仕事だし、手当がないっていってるのよーーー!!

 

その情報いるか?

 

マジでこの先生変わってるだろ。
絶対、必要ない情報やん?

 


いやはや、このお医者さんにはどんな友達がいるんだろう。

 

ちなみにこの情報についても裏をとっていません。
本当に1.5倍もの手当がつくんでしょうか。
教えてお医者さん。だって身近な人には聞きづらいじゃない……?

 

 

以上、衝撃発言3選③でした。おわり。

 


ちなみに僕は現在、ある程度健全な現場で働いています。たまに徹夜したりしますけど。
地獄のような現場をどのような経緯で離れることになったのか、それはもう少し時間が経たないと書けそうにありません。悪意に満ちた人間というのは本当に存在するんだと、心底思い知らされました。

それはまた別の機会に。

 

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