おとぎみち

たまにマジメなおとぎブログ

行列がこわい

楽天ブックス

ひぃぃイイッッ!!
シグマこわいぃぃぃ!!

 

という意味ではありません。

f:id:otogimichi:20161017191601j:plain

 

 

東京ってホントにどこいっても行列がありますよね。
田舎出身の僕からすると不思議で仕方のない光景です。
行列なんてフィクションの世界だろ? って思っていました。


人はなぜ行列を作るのでしょうか。

 

行列の先は、ラーメンだったりパンケーキだったりアイドルだったり二次元の女の子だったりしますよね。
行列に並んでいる人たちは必ず損得を計算して打算的に並んでいるはずです。

 

つまり、
並んででも○○したい!!
と判断したから行列を作ることに加担しているはずです。

 

列に並び、無為な時間を過ごす損をしてでも、その先のサービスを受けることを得だと判断している。
さらにサービスを受けた経験を蓄積することを得だと判断しています。
だからFacebookリア充の巣窟なわけです。


でも、本当にそのサービスは価値あるものなのでしょうか。
損を差し引いても得だといえるのでしょうか。

 


日本人の本音はここにある気がします。

 

結局、「他人より損をすること」を恐れているんじゃないでしょうか。
自分が得することよりも、損をしないことを行動原理にしているんじゃないでしょうか。

 

だから出る杭は打たれるし、限定商品に購買意欲を掻き立てられるんじゃないでしょうか。

 


え? そんなことよりなんで行列がこわいのかって??

 

そりゃああなた、そこにその人の思想が表れるからですよ。
前述の通り、行列に並ぶ目的はサービスを享受するためです。
目的がはっきりしています。

目的がはっきりしている上で、衆人環視にさらされているということはつまり


「あー、あの人○○がしたくて必死なんだー」


という嘲笑を受けることになるわけです。

 


例えるなら、
風俗店の待合室で交わされる無言の会話
なんですよ!


自分の性欲を満たしたいという煩悩丸出しの目的のため、万単位のお金を払ってまで待合室で待たされる子羊たち。
お前はそこまで身を削ってでも、その目的を果たしたかったんだな!
そして、目的を果たすと同時に果てるのだな!!

いや、果てるという目的を果たすのだな!!!

 

手段と目的の距離が近いと、心が透けてしまってセキュリティがガバガバなんです。

 


誰にも理解してもらえませんが、僕は未だにトイレットペーパーを買うのが恥ずかしいです。
帰り道、トイレットペーパーを提げている姿を見られて
「あー、あの人お尻ふきたくて必死だー」
なんて思われるんですよ!!!

 


あー、ゾッとした!

数列の集中講義 (教科書Next)

数列の集中講義 (教科書Next)