読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おとぎみち

たまにマジメなおとぎブログ

ポケモンGOにハマりやすいのは女性?

楽天ブックス

話題のポケモンGOは、飽きたという感想が聞こえてくるようになってきた。
個人的な感想をいえば、よく保ってるなという感じ。
僕自身は仕組みが理解できたあたりでもう起動すらしなくなってしまった。
だって電池もたないし。

 

僕を含め、周りの男性は似たような状況になっているようだ。一方で、女性たちが継続して続けているという光景も目にしている。稀有な現象だ。

 

ということで男性がハマらない理由と、女性がハマる理由を考えてみよう。

f:id:otogimichi:20160816115209j:plain

流れはこんな感じ。


男性がハマらない理由

 


女性がハマる理由

  • ポケモンは知っているけど熱心にプレイしたことのある人は少ない
  • プレイしたことはなくても有名はモンスターはなんとなく知っている
  • それらのモンスターが手軽にGETでき、点が線になる感覚を覚える

 


まず男性から見ていこう。

ポケットモンスター赤・緑が発売された1996年2月当時、僕は小学3年生だった。実際にゲームを手にとったのは、ポケモンという斬新なゲームがクラスで話題になりだした頃だから、すでに小学4年生になっていたと思う。
まさにドンピシャの世代だ。


少しずつ小学生ながらに見聞が広がり始めたところに、RPG要素と収集癖をくすぐる要素を併せ持つゲームが発売された。ゲームボーイ全盛の時代だ。あの当時、ゲームボーイ同士をつなぐ通信ケーブルなんてお金持ちの家の友達しか持っていなくて、さらにそんなやつらは赤・緑の両方を親に買ってもらえる環境ですらあった。
友達とわいわいモンスターを交換しながら151匹を目指すゲームのはずなのに、一人でコンプリートできる環境を揃えられるなんて。僕は自分の家のグレードを呪った。

 

結果、僕はポケモンは赤しかプレイしていない。その後、青がコロコロの懸賞になったり、新作の金・銀ゲームボーイアドバンスでさらにシリーズが発売されたことはなんとなく知っている程度。
それでも赤をプレイした記憶は残っているから、初期モンスターの名前と姿はそこそこ一致する。

 

そしてリリースされたのがポケモンGOだ。


SEとして金を稼ぐ今、そのアプリの仕組みの方が興味あるが、理由はどうあれゲームをインストールした。そこには赤をプレイした当時のワクワクが秘められているはずだった。

 

しかし実際は違っていた。

 

それはそれは、本当にただポケモンを捕まえるゲームだった。モンスターボールを投げようと構えると、モンスターは攻撃モーションを仕掛けてくるが、こちらはHPなどのステータスはない。意味のないモーションを見終わったら、確率に支配されたボールを投げるだけ。
ここに戦略はあるんだろうか。赤ではそんなことはなかったはずだ。
相手モンスターよりレベルを上げて、HPを削って、状態異常を引き起こしてやっとモンスターボールを投げた。だってお金が中々手に入らないのにモンスターボール高いんだもん。そうやってGETするための可能性を高めて初めてボールを投げていたはずだ。

 

ポケモンGOはボール取り放題だ。5分に一回くるくるさせれば無地蔵に手に入る。戦略なんてないから投げまくるしかないし、リスクは一つもないからモンスターの攻撃モーションなんて白けるばかり。

 

これはポケットモンスターとは別のゲーム。正式名称をPokémonとしなければならない事情のあった外国のゲームだ。
SEとして言わせてもらえば、UIがダサくて機能性を内包できていないし。

 

そんな肩透かしを食らってしまったら、中毒になるのは難しい。さっさとアップデートして直せ、とすら思う。


つまり、ポケットモンスターシリーズを知っているからこその落胆。そういったゲーム性の低さにがっかりした男子は多いんじゃないだろうか。

 

 

女性はどうか。

今でこそ女性も多くゲームをするようになっているけど、ポケットモンスター発売当時はそんな空気ではなかった。社会現象の一つだったからスーパーファミコンを持っている家庭は多かった。たとえ、兄や弟のいない姉妹であったとしても、スーパーファミコンは持っていたようだ。


でもやはり、テレビの前に陣取って熱心にゲームする女の子は少なかった。一過性のアドベンチャーゲームパズルゲームに興じるぐらいだっただろう。ゲームボーイの扱いも似たようなものだ。ところでゲームボーイって名前を今の時代に発売しようもんならアホな人たちに難癖つけられそうだね。

 

女の子は忙しい。鼻水垂らしながらかけっこしている男子なんかを尻目に、女の子は流行とおしゃれと化粧の勉強をしなければならない。中学生にあがればルーズソックスとプリクラ帳を片手に、チューガクセイを演じる術を身につけないといけない。

 

だからポケモンになんて傍観者であり続けた。自分とは関係ないところで繰り広げられるコンテンツの一つだった。
とはいえポケモンの人気もすごかった。アニメからグッズ展開まで、すさまじいIPに発展した。だから女性人気のポケモンも多くいる。その筆頭がピカチュウで、イーブイもかわいー! なんて言われてた。

 

結果、女性はポケモンに登場するモンスターのいくつかをポツポツと単独で知ることになる。その進化の過程やGETの際の戦略。進化キャンセルなんて聞いたこともない。進化することもなんとなくしかしらないから進化アイテムの石の存在もよくわからない。

 

ポケモンGOはそんな土壌に投入された。
アプリをインストールすれば、どこかで見たことあるようなモンスターが射幸心を煽ってくる。ただモンスターボールを投げれば捕まえられるその手軽さは、女性が求めるゲーム性だ。

 

余談だが、ゲームって難しい。
どんなゲームも最初、必ず練習しなければならない。その過程を経て、一定の熟練度に達しないと、ステージを進めることができない。したがって、ゲーム業界はその障壁をいかにストレスなく超えてもらうかに注力することになる。
今はゲームソフトに説明書が付属しなくなったせいで、ゲーム中に説明するシステムの多いこと多いこと。おっさんはもうついていけなくなる。だから二極化が起こる。
より難度の高いゲームを求める層と、手軽さを求める層だ。もちろん両方を異なる楽しさで消化するユーザーもいる。

 

女性は圧倒的に手軽さを求める層が多い。ゲーム自体に重きを置いていないからだ。片手間で消化することが目的だからだ。
だからパズドラやモンストやツムツムとか、適当にやってもそれなりに成立するゲームを求める。

 

ポケモンGOはそんな要求を満たしているんじゃないだろうか。
観光や遊び目的でいった場所で、思い出したようにアプリを起動してみる。今までGETしていない、でもなんとなく見たことあるようなモンスターが出現する。ランダム性が記憶の補完を内包しているがゆえに、継続してゲームをプレイするモチベーションに繋がる。
知っているモンスターと知らないモンスターが混在し、進化させてみる興味も沸く。

 

男性のように151匹が完全に既知の存在ではない。それが、女性がポケモンGOにハマる理由なんじゃないだろうか。

 

課金するリスクは低いゲームとはいえ、嫁が課金しだしたら全力でやめさせるけどね。

 

あー、ゾッとした!